未経験からでもエンジニアになれるのか?
転職を考えるにあたって、年収をアップしたいなどの理由からエンジニアを目指す人が増えています。
しかし、全くの未経験から目指せるのか気になりますよね?
2ちゃんねるの設立で有名になった実業家でインフルエンサーのひろゆき氏は最初からプログラミングが得意ではなく、エンジニアリングやプログラミングにハマったことは一度もないといいます。
そんなひろゆき氏のYouTubeチャンネルや様々なフォーラムでの発言をもとに、未経験からでもエンジニアを目指すためのポイントを見ていきたいと思います。
Contents
まずはHTML・CSSから学ぶ!
ひろゆき氏はエンジニアを目指す時、まずはHTML・CSSから学ぶことをおすすめしています。
ひろゆき氏が学生の頃、独学でプログラミングを勉強したとき「とほほのwww入門」というサイトのHTML・CSSから始めたと答えています。
「とほほのwww入門」は今でも存在しているサイトで、ひろゆき氏が今でもおすすめしていますが、かなり古いサイトになり扱いづらい面があります。
しかし今では、Progateやドットインストールなどの無料でも利用できるオンラインの学習コンテンツがあるのでそちらから学ぶと効率的にプログラミング学習を進めることができます。
プログラミングスクールはどうなの?
ひろゆき氏はプログラミングスクールに通うことを否定しているわけではなく、プログラミングスクールに通ったら3ヶ月でエンジニアになれると言っています。
ただ、プログラミングスクールでは学習するためのツールなど必要なものを用意してくれた上で勉強を進めていきます。
そうした受け身の学習ではなく、インターネット上から情報を集めて構築していくことが大切。
そういったことが、ひろゆき氏が独学でエンジニアを目指すことをおすすめする理由につながっています。
活用できるものは活用して、少しでも早く実践の場に立つことも大事なわけです。
独学であれ、プログラミングスクールであれ、やりながら学ぶ。
そして転職後も仕事をしながら学んでいくことで、必要なスキルは身に付けられるのです。
資格を目指すより実際にサイトやアプリを作る
ひろゆき氏は「エンジニアになりたければ、まずサイトかアプリを作った方がいい」と言っています。
ひろゆき氏が主張するエンジニアを目指すために大切なことは、「プログラミングをマスターしたい」という気持ちではなく「プログラミングで何をしたいか・作りたいか」という欲求。
プログラミングでしたいこと・作りたいものをインターネット上で知識や情報を拾い集めて構築していくことが、エンジニアへの一番の近道だということです。
プログラミングスクールだとエンジニアやプログラミングに関する資格を取らせようとするところが多くない?
ひろゆき氏は、「資格を持っているプログラマーはプログラミングが嫌いだと思う」と発言しています。
プログラミングが好きな人、やりたい人は資格を取ろうという思考にはならない。
資格を取るために勉強することよりも、好きなサイトを作ったり新しいプログラミング言語に触れたりすることが楽しいと思えるマインドになることの方が大事だということです。
IT業界の寵児、ひろゆき氏とホリエモン
ひろゆき氏とともに、実業家でIT系のインフルエンサーとして有名なのがホリエモンこと堀江貴文氏。
2人は、インターネット黎明期からIT業界で活躍して発展に寄与してきました。
2ちゃんねるを運営していたひろゆき氏とライブドアを経営していたホリエモンは、元々はプログラマーとしての仕事を始めて大学時代に起業していたことや今現在は実業家でありながらYouTubeチャンネルなどでIT系を含めた様々な情報を発信しているインフルエンサーとして活躍していること、そしてエンジニアやプログラミングになるための考え方など共通している部分がたくさんあります。
ホリエモンのプログラミングの実力は?
ホリエモンは、ひろゆき氏と同じく子供のころに親からPCを買い与えられたことがプログラミング・エンジニアとしてのスタートラインになっています。
ひろゆき氏は大学生の時にプログラミングの知識を発揮し始めて2ちゃんねるの運営などで活動していくのですが、ホリエモンはわずか14歳でBASICとアセンブラを駆使してプログラマーとして活動し始めます。
東京大学進学後、在学中にライブドアの前身となる有限会社オン・ザ・エッヂを立ち上げて、ウェブページ制作を請け負うプログラマーとして実力を発揮していきます。
ひろゆき氏とホリエモンに共通する、エンジニアになる人へのマインド
ひろゆき氏とホリエモンは、未経験からエンジニアを目指す人へのアドバイスや考え方に共通点があります。
- まずは無料コンテンツでHTML・CSSから学ぶ
- サイトやアプリを作って、その実績で転職活動する
- やりながら学んでいく
- まずは小さな会社に入って経験を積む
1つずつ詳しく見ていきましょう。
まずは無料コンテンツでHTML・CSSから学ぶ
ひろゆき氏は「とほほのwww入門」というサイトでHTML・CSSからプログラミングの勉強を始めることをおすすめしていると上記でもご紹介しましたが、ホリエモンはProgateなどのオンライン学習を短期集中で勉強することをおすすめしています。
どちらにしても無料オンライン学習コンテンツ(一部有料)でHTML・CSSから学べば、簡単なウェブサイトは作れるようになるということです。
未経験からエンジニアを目指す人からすれば心強い言葉ですよね!
そうして基礎的な学習が終わったら、ひろゆき氏は自分のPC環境で学びやすい言語を学ぶのがいいと言っており、ホリエモンは自分が付き合いやすい言語を選ぶといいと言います。
難しい言語に手を出さない、コーディングしやすい言語を学ぶなど、自分が勉強しやすい言語に集中して学び続ければ、スキルや実績が身に付きエンジニアに転職するのに有利になってきます。
サイトやアプリを作って、その実績で転職活動する
2人とも発言していることに「作りたいサイトやアプリを作る2〜3作ってリリースすること。それを実績にすれば転職活動は簡単だ」というのがあります。
オンライン学習である程度プログラミングの勉強を進めたら、実際にサイトやアプリを作ってリリースをして運用していくこと。
そのためには、インターネット上から情報を集めて自分の手で構築していき完成させて、リリースすることで利用者からリアクションを得られることと対応していくことでエンジニアとして現場でやっていけるスキルがある程度身に付けることができます。
サイトやアプリが作れない、作りたいものがない人はエンジニアとして向いていないと2人とも一刀両断しています。
やりながら学んでいく
サイトやアプリを作るところで触れましたが、実際にプログラミングを構築していきながら学んでいくことが大事だと2人とも言っています。
プログラミングスクールでは用意されたものを利用して学習を進めていきますが、実際の現場では何もないところから仕事を進めていくことを求められるため、こうした「やりながら学んでいく」というマインドを持って取り組むことが大切です。
受け身ではなく、自ら積極的に学んでいくことの大切さが伝わってきます。
まずは小さな会社に入って経験を積む
ひろゆき氏は「エンジニア未経験での転職だと、大きな会社にはなかなか入れず小さくて仕事が大変な会社に転職することが可能性が高いが、まずは業界に飛び込んで実績を積むべき」と言い、ホリエモンは「まずは小さな会社に入ること。大変だけど広範囲で仕事に携われるのでスキルを身に付けて実績を積める」と発言しています。
エンジニア未経験のうちは、とにかくまずは仕事を得てその中で学習をしてスキルを習得して経験を積むことが重要です。
また2人とも、たとえエンジニア未経験であってもITエンジニアの転職は可能と発言していることは、未経験でエンジニアを目指す身としてとても勇気が出ますね!
まとめ
ここまで、未経験からエンジニアを目指すためのポイントをひろゆき氏の発言から見てきました。
- プログラミングは独学、まずはオンライン学習でHTML・CSSから
- インターネット上から情報を集めて、自分の手で簡単なサイトやアプリを作る
- 資格よりも好き・作りたいという気持ちが大切
- サイトやアプリを作りながら、エンジニアとして仕事をしながら勉強していく
- どんな形であれ、まずは業界に飛び込んで仕事をして実績を作る
ひろゆき氏とともに、ホリエモンも口をそろえて「プログラミングは簡単。たとえ未経験でもエンジニアになることはできる」と言います。
むしろ実際エンジニアになって仕事をし始めることが、スタートライン。
エンジニアになりたいけどどうしたら…
独学だと不安…
未経験でもなれるのかな…
そういった迷いや不安を忘れるくらいに、まずは勉強をして飛び込んでみましょう!
それが未経験からエンジニアになる最短ルートになるのです。
----------------------------------------------------------------------------------僕じゅうきちは大学中退ニートからエンジニアになることができました。
エンジニアはいいですよ。需要のあるスキルがめちゃくちゃ付きます。
大学を中退して、学歴のなかった僕は将来物凄く不安でした。
自分を保証してくれるものがないからです。
就職もムズイし、年収も低くなるだろうし、結婚も無理だと思ってました。
でもエンジニアに就職してからは充実したスキルが着くことによって、日々の不安がなくなり充実した毎日をおくることができています。
どんな人間でもきちんと勉強していけば、エンジニアに就職することはできる。
じゅうきちがエンジニアになるまでの過程は下の記事で公開しています。
大学中退からエンジニアになれたじゅうきちの物語
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