この記事を書いているのは3月です。
小学生の我が子のお稽古でも高校のお兄ちゃんが東京の大学に行ってしまう。
という出会いと別れのシーズンを子供を介して味わっております。
高校の上の子も先日申していました。
いつかは上京したい!
人生一度は一人暮らしの経験は必要だと思っています。
一人暮らしをどうせするなら住んでみたい環境で!と思うことは当然です。
ですが、親から見て
我が子が上京して就職って・・・。
就職先は多いだろうけど、
高卒で納得した環境に努めることが出来るの?
住むところも高いところばかりだろうし・・・
転職を考える際上京することを検討している人。
憧れと現実に挫折しないために。
また、上京を考えているお子様をお持ちのお父さんお母さんに向けて
これからお伝えする内容は きっと不安が解消されるのでは?と思います。
就職ってどうやって探す?
就職先を探す際、ハローワーク(職業安定所)や
インディードなど求人検索サイトを思い浮かべる人も多いかと思います。
ですが、もう一つ、転職エージェントというものがあります。
転職エージェント・・・初めて聞く人もいるかと思います。(私がそうです)
では、ハローワーク、求人検索サイト、転職エージェントの3つについて軽く説明をします。
ハローワーク(職業安定所)
全国に数多く拠点がある
厚生労働省が運営するハローワークのメリットはやはり、全国に拠点があるという規模の大きさです。
就職相談、面接指導など、仕事探しに慣れていない求職者のために心強いサービスを充実させているのが特徴
失業給付などの手続きができる(雇用形態により)
ハローワークは失業給付などの手続きをすることができます。
仕事を辞めて、失業給付を受けながら転職活動を行う際は、
必ずハローワークを利用という条件があります。
※失業給付は、退職理由や求職者の状況により開始時期が違います。
給付を受けたい場合、最寄りのハローワークで確認をしましょう。
転職サイト
掲載数が多い
web上に掲載されているすべての求人を閲覧することが可能です。
様々な求人を比較、検討して応募できます。
求人数が多いので経験者はもちろん未経験者可能の求人も多く見つけることが出来ます。
自分のペースでエントリーが出来る
web上でやり取りが出来るので、
自分の好きな時間に求人検索が出来るのがやはり大きな特徴です
また、アプリの充実で履歴書や職務経歴書作成もでき、
リンクが出来ることで企業へ簡単に応募することが出来ます。
web上で企業とのやり取りができるのは大きな特徴です。
転職エージェント
転職サイトは、民間企業が運営する転職支援サービスです。
履歴書や職務経歴書の書き方、面接対策など、転職について多岐な相談に乗ってくれます。
ハローワークと転職エージェントの違いって?
厚生労働省と民間企業との違い以外よくわからない。
一見わからないですよね?
ハローワークも転職サイトもよく知ってるんだけどね・・・。という方は多いかと思います。
なので、もう少し転職エージェントについてもう少し詳しく見てみましょう。
ちなみに、私は3つを比較しまして『転職エージェント』が一番いいな。
と思っております。
なぜそう思うかについても次で詳しく説明しますね。
転職エージェントをオススメする理由
転職エージェントは令和2年には約26,000社あり、年間60万人ほどの方が利用し転職をしています。
(「厚生労働省 令和2年度 有料職業紹介事業所の軒数」より)
引用元:リクルートエージェント
厚生省運営するハローワークと違い、民間企業が運営するのが転職エージェントです。
企業からの仲介手数料で収益を上げる仕組みになっています。
また、求人者の利用料は発生しません。
これによってハローワークとどのような違いがあるのでしょうか?
求職者にどんなメリットがあるのでしょうか?
アドバイザーがプロ
企業からの仲介手数料で運営がされている転職エージェント。
転職のプロがアドバイザーがサポートしてくれます。
制約がなされないと転職エージェント自身の運営にも響きますので
「こんなはずじゃなかった!」と双方がならないように
企業と求人者の意見をくみ取ることを大切にしてくれます。
転職のプロのサポートは安心!
では、どういったことをアドバイスやサポートしていただけるのか見てみましょう。
年収交渉してくれる
お金のことって言えないですよね?
とっても気になるけど、とても言いたいけど、
向こうの提示通りの方が雇ってもらいやすいのでは?
そうやって考えてもどかしさを感じる状況でも
こちらが交渉します!
もちろんすべてが通るわけではないですが、転職エージェントではプロの立場として冷静に分析し
双方にメリットのある所で年収交渉や対応策を考えてくれます。
非公開求人が多い=好条件の可能性大!
え?ハローワークにも非公開求人ってあるよね?
まず忘れてはいけません!
ハローワークは無料で企業も求人を募集することが出来るのに対し、
転職エージェントは「企業からの仲介手数料で収益得る仕組み」です。
企業側から見て
「採用が決定したら仲介手数料を転職エージェントに払う」
ということをして人材を採用するということを。
つまり無料掲載と比べ、企業側の
良い人材を得ることに対する気合の入り方がちがいます!
公開募集してしまうと応募が殺到してしまうような良い条件の求人のため非公開。
又は、同業に情報を知られたくない為非公開。
というのもハローワークにもあるのかもしれません。
ですが、企業がお金を支払って人材を求める
気合の入り方が違う+会社名非公開という更なる違い=もっと好条件では?
と推測されます。
同じ非公開求人でも
更なる好条件の可能性は見逃せないね!
企業の採用担当者にアピールしてくれる
また、転職エージェントでは、入社日や年収の交渉をしてくれるだけでなく
企業の人事担当に推薦状を書いて 求人者にアピールしてくれます。
自分ではうまく伝えられない自分の強みや良さをプロ機転を利かせて、
内定への更なる後押しをしてくれます。
高卒だけど大丈夫かな?と
アピールが弱くなりそうだけど
プロの推薦状という後押しは大きな安心!
内定した後もサポート
職安は内定したら終わり・・・。
ですが、転職エージェントは内定後もサポートあります!
まず、内定後の年収交渉についてサポートしてくれます。
そして、入社日の調整についても代行してくれます。
得に転職時には、引継ぎや退職、上京の手続きなど、
忙しくなりやすいく紹介していただいた会社への調整も
どのように伝えてよいか・・・という心配も、その都度調整を代行してくれるので安心です。
転職エージェントは転職のプロが求人者が困っていることを熟知しています。
また、企業側のニーズも熟知しています。
その両方のニーズを理解し、その上で求人者に添ったサポートをしてくれる。
とても頼れる存在です。
上京先の住まいについて
上京するにあたって、就職先と共に住むところを決めるのもとても大切です。
とは言え、
希望の就業先とは遠くて通勤が大変そう・・・。
住んでみたいエリアがある!
出来ればそこの近くで就業したい!
就職先を基準に選ぶか、予め住みたいエリアがあって基準に就職先を選ぶか・・・
大きく2つになるかと思います。
ですが、そんな時も・・・
U・I・Jターンの転職に強い転職エージェントに相談してみよう
転職エージェントには、地方から上京をする人の転職に強いエージェントもあります。
また、大手の転職エージェントは多くのパターンを網羅しています。
そういった転職エージェントは、上京する人を多く企業に紹介しているので
自分ひとりでネットの噂を頼りに調べるより、自分の希望する住まいの生活環境、家賃相場
又は通勤時間など相談に乗ってくれるメリットもあります。
社宅・寮がある企業や転居費用補助の企業を選ぶ
更に、企業によっては社宅や寮が用意されていたり、
転職支援として、引っ越し先の費用を(一部)補助があったり、
提携不動産で値打ちに住居の提案がある企業もあります。
転職エージェントに社宅の完備や引っ越し費用一部負担など
支援がある企業の相談をしてみるのもいいですね。
慣れない土地の住まいを探すって大変だけど、
転職エージェントを介して住まいと
企業間の相談が出来るなら親としても安心ね!
どんなスキルを身に着けた方がいい?
先ほどまで、上京出来る前提で説明しました。
ですが、ちょっと基本に戻って・・・。
ただ、上京することにあこがれて転職を考えるのはオススメしません。
漠然と目的を持たずの状態の上京は危険です。
ましてや学歴社会の名残がまだあり、
(スキルのない場合の)高卒では上京しての転職が厳しいのは目に見えます。
色々並行して行動を起こすのは大変かもしれませんが、
仕事も住むところも変えて生活をするとなると
ちゃんとした下準備をするに越したことはありません。
いや、下準備をしなければ、
先ほど紹介した転職エージェントでは求人の紹介は難しいのです。
繰り返しお伝えしていますが、
『転職エージェントは企業からの仲介手数料で収益を上げる仕組み』です。
企業から考えると「即戦力を求める」が必然です。
そのため、若さのポテンシャル採用の期待は薄いです。
じ・・・実は
若いうちに上京して就業したい憧れがベース。
高卒でスキルがないとやっぱり上京は難しいね。
どうせなら需要の高い職種をこれを機に身に着けたい。
プログラミングスキルを身につけましょう
東京の方が地方に比べ、需要の多い職種が全般的に多いです。
その中でもIT業界は年齢学歴よりスキル(実力)重視といわれています。
そのため高卒という一見デメリットもスクールで学び
プログラミングスキルを身につければ、高卒だからというハンデはありません。
そして、プログラマーは地方でも活躍できる環境はありますが、
東京の方が求人数も多いため更にチャンスがあるといえます。
プログラミングスキル?
持ってないよ、どうすればいいの??
プログラミングのメリット
プログラミングを学ぶメリットはスクールがオンライン開催が多く内容も充実しています。
そのため仕事をしている間も辞めないで身に着けることが出来るスキルです。
仕事が終わった後自宅で・・・など、
仕事に迷惑をかけることなく無理なくスキル修得ができます。
始めはプログラマーとしてスキルを磨いた後、
ITエンジニアとして更なるステップアップできますし、
また、万が一何かしらの状況で地元に帰らなければいけない。
という予想外の環境の変化でも、重宝されるスキルを身に着けていたら
地元に戻っても就業できるチャンスは大いにあります。
また、フリーランスへの転向も狙える。
身に着けたスキルが多岐に環境を選ぶことが出来ます。
プログラミングって上京のためだけでなく、
その先の万が一や独立の際でも
適応の高いスキルなんだね!
選ぶべきプログラミングスクールのポイントは?
働きながら現職に迷惑なく
スキルを身に着けることが出来るのはいいね!
でも、スクールって色々あると思うけど選ぶべきポイントって?
ただ、スキルを身に着けるだけでは
「働くに適応できるスキルになっているか?」の判断が難しいです。
興味のある分野の言語が学べるか
現役のプロがアドバイスしてくれるか
質問に対する返答が早いか
レベルは自分に合っているか
無理なく続けられる学習内容が設定されているか
目的達成するためのサポート体制はどうか
こういうことを基準でスクールを選ぶことをおススメします。
まとめ
今回は親目線で書いた箇所も多くありました。
若いうちにいろんな経験を積んで糧にすることは大いに賛成です!
ですが、その際転職エージェントを利用したいと思う際には注意点が必要です。
転職エージェントは企業からの仲介手数料で収益を上げる仕組みで運営がなされています。
ハローワークと違い収益がないと運営が出来ません。
そのため、企業が欲しいだろう人材と離れた方への提案は難しくあります。
転職エージェントのような『職業紹介事業者は、求職の申込みは全て受理しなければならない。』
と法律であります。職業安定法 第5条の7第1項(求職の申込み)
そのため登録の受理はしてもらえます。
ですが、登録したからと言ってスキルを持ち合わせていない、
年齢も転職に不利の方への提案は難しいことは容易に想像できます。
まず上京する前に転職できるスキルにする
(年齢が転職に不利にならないように若いうちに)
転職できるスキルに最短で出来る環境を作る
(個人的にはプログラミングスクールを推奨します)
転職エージェントに登録し、希望条件を伝えて合う企業を探してもらう
また、それに合った住まいの相談もしてみる
地元での転職でもそこそこ最初はエネルギーを使います。
ましてや上京となると環境も変わるため一層心身にエネルギーの消費があります。
そのため一つ一つを確実にして高卒でも問題なく、
上京しても充実し安定した生活を送れる情報が提供できましたら幸いです。
僕じゅうきちは大学中退ニートからエンジニアになることができました。
エンジニアはいいですよ。需要のあるスキルがめちゃくちゃ付きます。
大学を中退して、学歴のなかった僕は将来物凄く不安でした。
自分を保証してくれるものがないからです。
就職もムズイし、年収も低くなるだろうし、結婚も無理だと思ってました。
でもエンジニアに就職してからは充実したスキルが着くことによって、日々の不安がなくなり充実した毎日をおくることができています。
どんな人間でもきちんと勉強していけば、エンジニアに就職することはできる。
じゅうきちがエンジニアになるまでの過程は下の記事で公開しています。
大学中退からエンジニアになれたじゅうきちの物語
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