ニートがプログラミングを勉強して就職し、人生逆転出来るということは巷で言われていることなので皆さんもご存知だと思います。
「でも、自分は精神逝ってるし、無理だろうなぁ」と思っていませんか?それでも就職出来るのです!
私は半ニート時代にプログラミングスクールに通った経験もあればプログラマーに特化した就労移行支援事業所に通っていたこともあります。
就労移行支援事業所では様々な年代の方がおられましたが、私の仲が良かった方々で見事に就職先が決まった方が複数おられます!
そんな経験を持つ私が今なら病んでいるニートでもプログラマーになることが可能な理由について徹底的にご紹介します!
霜月96の体験談
「就労移行支援事業所」というものをご存知ですか?就労移行支援事業所というのは、身体障害者や精神障害者が通う職業訓練所のことです。
私は大学入学時辺りに対人恐怖症になってしまい、通学が困難になって薬大を中退しました。対人恐怖症を自称している方と一緒にしないで下さいね!自分はガチなヤツです。
本当に人生に絶望しましたよ。他人と長時間過ごすことが耐えられず、オフィス勤務が出来なかったからです。オフィス勤務が出来ない時点で就職が困難なわけです。こんなの引きこもり不可避でしょ。
しかし、このままではいけないと思い、両親の勧めでプログラマー特化型の就労移行支援事業所に通い始めました。自分は障害者手帳を持っていなかったのですが(多分、障害者手帳を貰えるレベルではない)、医者に書いてもらった診断書で特別に通う許可をいただけました。無料で御指導頂けるし、就職を斡旋してくれるしで魅力的だったのです。
C言語、Javaで攻めようと思い、それらの言語を勉強し始めました。また、その期間中にプログラミングスクールにも並行して通っていました。もちろん対人恐怖は我慢していましたが、皆さん優しかったのでそれなりに大丈夫でした。
就労移行支援では様々な年代の方が利用されていました。40代の方が一番多かったように思います。自分は21歳だったので一番若かったです。
どこの就労移行支援でも同じだと思いますが、大半はやる気のない方ばかりでした。精神障害というだけでも就職困難なのに勉強する気がないなんて正直お笑い物ですよね。
まあ、私も結局、プログラマーで食べていくことに限界を感じて3、4ヶ月でやめてしまったのですが、これはプログラミングに才能を感じなくなったからです。C言語はポインタで詰まったし、Javaはクラスがよく理解出来ませんでした。それを乗り越えた先に希望があるのでしょうけど、そこの努力が足りませんでした。
しかし、その数ヶ月後、同じく通っていた仲の良かった友人から「就職が決まった!」との朗報をLINEでいただきました。しかも二人です!
そうです!精神障害者でも就職可能なのだからニートでも余裕です。私の身近にさえ成功例があるくらいです!諦めてはいけないのです!
何故就職が決まった人がいるのか?
何故彼らは就職出来たのでしょうか?それには3つあります。
- 勉強を怠らなかった
- 資格を取った
- その内の1人は若かった
1つずつ見ていきましょう!
勉強を怠らなかった
彼らは勉強を怠りませんでした。今では未経験可の企業も多いですが、これは実務未経験という意味です。決して知識やスキルが無くても就職可能という意味では無いのです。つまり、知識やスキルを身に付ける勉強は必須なのです。
資格を取得した
就職が決まった友人の1人は25歳、もう1人は40代後半です。この40代後半の方が就職出来た理由は資格を取得したからです。病んでしまったものの学歴も神戸大学と申し分ありませんでした。
彼が取得した資格は「Oracle Certified Java Programmer,Silver SE 8」です。「Java silver」と言われるモノですね。知識ゼロから約半年で取ったことからも彼が勉強家であったことが分かるでしょう。資格で後押ししたわけです。
よく仲間内で議論の対象にしていたのですが、取るべき資格を見定めることは大事なことです。例えば、「ITパスポート試験」というものがありますね。この資格は取った方が良いとは思いますが、就職に直結しないと言われています。資格をしっかりと見定めて勉強することが就職への近道となります。
その内の一人は若かった
彼は25歳でした。その方は「25歳までは企業が積極的に採用してくれる。だから早めに行動に移さないといけない。」と仰っていました。真意のほどは分からないのですが。
いずれにせよ、IT業界への就職は年齢が考慮されます。理由はいくつかあります。まず、企業は出来るだけ働ける期間が長い人を欲しがります。もう一つは、IT企業は年齢層が比較的若いことが多いからなのです。早めに行動して下さい。そうでないと取り返しがつかないことになりますよ!
そのためにはやはりプログラミングスクールに通うことが必要です!独学で自身がある方はプログラミング学習サイトでも構わないのですが、プログラミングは慣れてくるまで結構大変なのです。
私の経験談的にもプログラミングスクールに通って勉強した方が良いと思います。少し金額が掛かってしまうのですが、短時間で効率よくスキルを習得することを考えたらプログラミングスクールに通うことをオススメします。
今ならニートでもプログラマーとして就職出来る理由
何故IT企業には未経験可の企業が多いのでしょうか?それは、人手不足だからです。IT企業全体で人手が足りていません。こちらの資料をご覧ください。
経済産業省では、IT人材の需給モデルを構築し、既存の統計調査等のデータをもとにわが国IT 人材数の推計を行った。その結果、若年層の人口減少に伴って、2019年をピークにIT関連産業 への入職者は退職者を下回り、IT人材は減少に向かうと予想されている。また、IT人材の平均年 齢は2030年まで上昇の一途をたどり、高齢化が進展することも予想されている。その一方で、IT 需要予測から推計されるIT人材需要との需給ギャップから2030年までのIT人材の不足数を推計 すると、労働集約業態となっている日本のIT人材の低生産性を前提とすれば、将来的に40~80万人の規模で不足が生じる懸念があることも試算された。
引用先:経済産業省「ITベンチャー等によるイノベーション促進のための人材育成・確保モデル事業」
この資料では、2019年をピークにIT人材は減少していき、2030年までのIT人材不足数は40〜80万に上る可能性があることを示唆しています。
では、何故人手不足なのでしょうか?主な理由をまとめてみましょう!
- IT市場の圧倒的成長スピード
- IT技術の進歩
- 現在従事しているIT技術者の定年
まだまだあるでしょうが、主だったものはこれらでしょう。まず、IT市場は驚くべきスピードで拡大しています。この成長速度が人材不足に繋がっていると推測することが出来ます。
また、日々IT技術は進化を遂げています。色んなアプリが誕生したと思えば消えていきますよね。これからもIT技術は進化していくことは予想できますから、しばらくは人手不足の傾向は改善しないでしょうね。
また、既存のIT技術者はいずれ定年を迎えます。2030年にはほとんどいなくなってしまうでしょう。だからこそIT業界は若い人材を欲しがっているとも言えますよね。何度も言うように若い間に行動に移すことが大事なのです。
つまり、人手不足だからこそニートであろうが少し病んだ人であろうが使える人材は確保したいわけです。しかし、これをチャンスと捉えてください!この流れを見逃すべきではありません。
3〜6ヶ月勉強すれば1、2個のプログラミング言語のスキルは身につくはずです。プログラミングスクールに通ったり、プログラミングを学べるwebサイト等で勉強して一刻も早くニートから抜け出してください!影ながら応援しております!
ちなみに最近は就職支援型の無料プログラミングスクールもあり、プログラマーに正社員として就職することのハードルは非常に低くなっています。
もちろん、中途半端に勉強していると良い条件の会社に入れる可能性は低くなります。
しかし、本気で人生を逆転したい人はここから変わって行くことができるようになるでしょう。
詳細はこの記事で
まとめ
- 精神疾患持ちでも就職可能‼︎
- 勉強を怠らない
- 資格で後押ししろ!
- 若ければ若い方が良い!
- 今ならニートでも就職出来る理由は人手不足だから。
- では、なぜ人手不足なのか?理由3選
- IT市場の拡大速度
- IT技術の進歩
- 既存のIT技術者の定年
- 一刻も早く行動するべき‼→プログラミングスクールに通うのがオススメ!無料もあるよ!
いかがだったでしょうか?精神疾患持ちでも精神障害者でもニートでもIT業界に就職出来る可能性はあります。希望を捨てず、行動し続けていればチャンスは巡ってきます。皆さんならきっとそのチャンスを掴めるはずですから!
最後まで読んでいただきありがとうございました!少しでも得るものがあったなら大変嬉しいです!
----------------------------------------------------------------------------------僕じゅうきちは大学中退ニートからエンジニアになることができました。
エンジニアはいいですよ。需要のあるスキルがめちゃくちゃ付きます。
大学を中退して、学歴のなかった僕は将来物凄く不安でした。
自分を保証してくれるものがないからです。
就職もムズイし、年収も低くなるだろうし、結婚も無理だと思ってました。
でもエンジニアに就職してからは充実したスキルが着くことによって、日々の不安がなくなり充実した毎日をおくることができています。
どんな人間でもきちんと勉強していけば、エンジニアに就職することはできる。
じゅうきちがエンジニアになるまでの過程は下の記事で公開しています。
大学中退からエンジニアになれたじゅうきちの物語
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